転職を考えたとき、それまでの転職回数が多いと、選考の際に不利になってしまうのではないかと不安に感じている方も多いかと思います。転職回数が多くても不利にならないという見方もありますが、実際のところ、何回までなら転職可能なの!?というところに着目して調べてみました。
 
 

転職回数が多い人って?

リクナビNEXT様の調査によると、20代の転職回数は以下のようになっています。
なし 76%
1回 16%
2回  6%
3回  2%
30代、40代と年代の上昇に比例して転職率は増えていき、50代になると66%が転職経験者となり、1社のみの業務経験を持つ人は少数派となっているようです。
 
 

転職回数が多いと採用に不利になる?

基本的には、色々な会社名が書かれているものよりも、一つの会社で長く働いている人や、「職歴なし」の新卒の方が印象は良いでしょう。
 
続けて2回以上転職する人=入社してもすぐに転職してしまう
 
そんな印象があるため、採用をためらってしまう企業もあるようです。会社の利益となる前に辞めてしまっては、トレーニングに割いた時間やコストが無駄になってしまうようなものですよね。転職回数が多くなると、「転職癖」がついてしまっているのではないかと考える企業もあり、転職が不利になるケースもあります。職を転々とする人の事を「ジョブホッパー」と呼ぶことがありますが、こういった人物を企業は警戒し、採用に難色を示すこともあります。それでも転職を繰り返す人は自らの「市場価値」を強く意識し、自信のスキルに自信がある人も多いため、教育が必要なく即戦力になることが出来るが、会社に不満があるとすぐに辞めてしまうといった傾向があるようです。
 
 

転職回数が多いことが有利になることも

色々な職種を転々としている場合、これまでの知識や記述などに一貫性がないと感じられがちなため、職務経歴書でのアピールには工夫が必要となります。
それぞれの企業で身に付けた能力をしっかりと伝え、これまでのスキルや経験を自身の長所としてポジティブにアピールできれば、不利にならずに内定を獲得することができるでしょう
様々な企業を経験すると、その会社ごとの仕事の進め方や社風、企業文化に触れることができるため、適応能力も高くなります。他社で培った仕事の進め方を元に、作業効率化も提案できるのではないでしょうか。
 
 

まとめ

自分の経歴に自信がない方程、経歴を隠そうとする傾向があるように思います。
本来、強みとなるかもしれない自分の経験やキャリアを自分自身の財産として生かし、自分を雇うことにメリットがあることをしっかりとアピールしていきましょう。