ビーバーのダムづくり記事
面接官のホンネを知ろう【大学年就活編】
では、面接官のホンネをご紹介いたしました。
面接官が内定を出せない方の特徴として
エントリーシートの「自己PR」が5行の方
などがあります。
就活では必須のエントリーシートの「自己PR」
できれば面接官に刺さる自己PRにしたいものですよね。
今回は
・企業が「自己PR」を聞く訳
・企業が求める「自己PR」の書き方
・企業に響く「自己PR」の書き方
・例文(解説入り)
をご紹介いたします。
・企業はなぜ「自己PR」を聞くのだろう?
・企業が求める「自己PR」の書き方
・企業に響く「自己PR」の書き方
・「自己PR」の例文と解説
・「自己PR」のNG例文
企業はなぜ「自己PR」を聞くのだろう?
まずは、なぜ企業が自己PRを聞くのか?についてご紹介いたします。
■ 能力を持っているか?を知るため
世の中には様々な企業があります。
企業ごとに求めている能力も変わってきます。
企業は学生が
企業が求めている能力を持っているか?
を知りたいので「自己PR」を聞いてくるわけです。
■ 何か真剣に打ち込んだ経験があるか?を知るため
学生がこれまでの人生で
・何か真剣に打ち込んだ経験があるか?
・それは何なのか?
を知りたいので「自己PR」を聞いてくるわけです。
■ 活躍できるか?を知るため
企業が「求めている能力を持っていてか?」
と同時に
それを活かして弊社で活躍できるか?
を知りたいので「自己PR」を聞いてくるわけです。
企業が求める「自己PR」の書き方
なぜ企業が自己PRを聞いてくるのか?がわかってくることで
どのような
自己PR
を書けば良いのか?見えてくると思います。
・企業が求めている能力を持っていること
・これまでに真剣に打ち込んできたこと
・企業で自分は活躍できることの証明
を「自己PR」に書いていけば良いわけです。
それでは、
どうすれば企業が求める自己PRが書けるのか?
ご紹介していきます。
■ 企業が求める人物像を知る
自己PRをする
企業について企業研究を行ってください
そうすることで、ある程度の「企業が求めている能力」を知ることができます。
より深く知るためにはOB・OG訪問を行い
その企業が求めている人物像を聞いてみましょう
そうすることで
・企業が求めている能力
・求めている人物像
が鮮明に見えてきます。
最終的に
・自分はこの企業が求めている能力を持っているだろうか?
・実際にこの企業で活躍できるのだろうか?
をはっきりとさせましょう。
・能力を持っていて活躍できそうならば、エントリーする
・能力を持っていないようだったら、エントリーしない
と決めてください。
なぜならば、
内定をもらっても、企業に合わせた自分では、後に辞めてしまう可能性が高いためです
自分をいつわってエントリーすることは、やめておいた方がよいです。
■ 努力したことや成功体験を振り返る
何かに真剣に打ち込んだ経験をPRするためには、
努力したことや成功体験を振り返りましょう。
「努力しました」と書くだけでは具体性にかけますので
・どのような困難や問題があり
・どのようにして乗り越えてきたのか
・その結果どのような成果があったのか
まで書けるようにしておくことが大切です。
これらを前準備することで
・企業が求めている能力を持っていること
・これまでに真剣に打ち込んできたこと
・企業で自分は活躍できることの証明
を盛り込んだ、企業が求める「自己PR」が書けるようになります。
企業に響く「自己PR」の書き方
前準備ができたところで、具体的に自己PRの書き方をご紹介していきます。
■ 結論を先に書く
結論から書くことで、
書く側は
・話の整理がしやすくなる
・文章を簡潔にまとめることができる
などのメリットがあります。
企業側としては
何をアピールしたいのか
を、数行読めばすぐにわかりますよね
企業側から
わかりやすく、伝わりやすい自己PRが書ける人
と高評価をしてくれます。
結論から書きましょう。
■ 真剣に打ち込んできたことを書く
これまで真剣に打ち込んできたことを書きましょう
打ち込んできた中で
・どのような困難や問題があり
・どのようにして乗り越えてきたのか
・その結果どのような成果があったのか
なども盛り込んで、あなたの問題解決能力が
企業側にわかるようにしましょう。
■ 打ち込んできたことが、仕事でどのように役立つか書きましょう
「打ち込んできたことだけ」だけを書くのでは、
企業側に響きませんので、
これまで打ち込んできたことが
企業での仕事でどのように役に立つのか
を締めの文章として書きましょう。
■ 段落分けをしましょう
こちらは、面接官に最後まで自己PRを読んでもらうためのコツとなります。
・第一段落は「結論」を書く段落に
・第二段落は「打ち込んできたこと」を書く段落に
・第三段落は「仕事でどのように役立つか」を書く段落
にしておくことで面接官が読みやすい=選考を追加しやすい
自己PR文章となります。
■ 文字数に配慮しましょう
企業によっては、文字数を指定している場合もありますが、
指定していない際には300文字程度の文章にしておきましょう。
・文字数が100文字程度だと「自己PRに力を入れていない」と言う評価になり
・文字数が多すぎると「文章をまとめる能力がない」と言う評価
になってしまうためです。
「自己PR」の例文と解説
ここでは「自己PR」の例文と解説を入れておきます。
書く際の参考にしてみてください。
■ 例文
私はリーダーシップを発揮できる人材です。
学生時代にサークル長として運営に携わった際に、
リーダーシップを養うことができました。
サークル長を務めていたサッカーサークルでは、
練習場所や時間が取れないことや、
連携が取りきれていないことが問題でした。
そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、
時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。
さらに、週末明けに今週の活動の詳細を
メンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、
サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。
問題にしっかりと焦点を当て、
迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいく
リーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。
■ 例文(解説つき)
私はリーダーシップを発揮できる人材です。
学生時代にサークル長として運営に携わった際に、
リーダーシップを養うことができました。
↑結論を先に書いています
サークル長を務めていたサッカーサークルでは、
練習場所や時間が取れないことや、
連携が取りきれていないことが問題でした。
↑打ち込んできたことの(問題)を書いています
そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、
時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。
↑打ち込んできたことの(乗り越え方)を書いています
さらに、週末明けに今週の活動の詳細を
メンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、
サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。
↑打ち込んできたことの(成果)を書いています
問題にしっかりと焦点を当て、
迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいく
リーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。
↑企業での仕事でどのように役に立つのかを書いています
「自己PR」のNG例文
NG例文を見ることで、上の例文の説得力がわかると思います。
ご紹介いたします。
■ NG例文
私はリーダーシップに自信があります。
リーダーシップに重要なのは、人を引っ張る力だけでなく、
人を支える力だと考えています。
学生時代には、サッカーサークルの幹事長となり、
メンバーの意見を上手く吸い取り、
みなが納得するサークル運営を心がけてきました。
人の立場に立って考えることで、
隠されていたメンバーの不満を発見することも意識してきました。
このリーダーシップを活かして、
社会に出た後の活躍していきたと考えている。
【なぜNG例文なのでしょうか?】
■ 打ち込んできたことの内容が薄い
打ち込んできたことは
・どのような困難や問題があり
・どのようにして乗り越えてきたのか
・その結果どのような成果があったのか
をストーリーとして書くことがベストですなのですが
ストーリーがないので、
この方の問題解決能力、リーダーシップが見えないのです。
■ 仕事でどのように役立つかについての具体性が薄い
「打ち込んできたこと」の内容が薄いため
仕事でどのようなリーダーシップを活かすのか?
具体的に見えなくなっているようです。
ですのでNGとなります。
まとめ
今回は、
自己PR
の書き方をご紹介いたしました。
・企業が求めている能力を持っているか
・真剣に打ち込んできたこと
・真剣に打ち込んできたこと(問題)
・真剣に打ち込んできたこと(乗り越えかた)
・真剣に打ち込んできたこと(成果)
打ち込んできたことを元に
・企業での仕事でどのように役に立つのか
をわかりやすく
ストールがあるように
書くことで「面接官に刺さる」自己PRになると思います
面接官に刺さる自己PRで書類選考を通過し
面接に進めることを願っております。
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