面接や説明会に参加する際に気を付けるべき「清潔感のある服装」。TPOといった、時と場所と場合に応じた服装に配慮が必要な場合があります。ビジネスマナーとしてなんとなく想像はできるけれど、具体的にどういったものか説明できますか?自分が清潔感のある服装をしているか客観的にチェックできたら良いですよね。今回は、そんな清潔感のある服装についてのポイントを一緒に確認していきましょう。

伸びっぱなしになっていませんか?普段、わざわざ見られないところですが、名刺交換の際にハッと気づくこともあります。職種によっては、日々の業務で爪が汚れてしまう方もいらっしゃると思いますが、そうでなければ大抵の場合、綺麗に整っていることがよしとされています。ジェルネイルやマニキュアも派手すぎる色だと敬遠される場合がありますので、肌馴染みの良いベージュや薄いピンクにする等、TPOに沿ったカラーを見極めるように注意が必要です。

スーツに合わせる革靴やローファー、パンプスに土がついて汚れていたり、表面が削れているものを放置していませんか?ヒールの場合は、かかとのゴムがすり減って歩くたびにカツカツと金属音がするようなら注意です。靴の修理屋さんに持っていけば、靴磨きやヒールのゴムの取替をしてくれますよ。

カバン

気に入ってずっと使っているその鞄、クタクタでシワシワになっていませんか?
柔らかくなって馴染んだ革製品は、色褪せも醍醐味としてエイジングを楽しんでいる方もいらっしゃいます。しかし、あなたのその鞄は”変色”や”シミ”が目立つような気がしませんか?また、フェイクレザーなら、加水分解により表面がボロボロとひび割れてくることもあります。客観的にみて、自分の鞄は大丈夫かチェックしてください。

髪・髭

清潔感があるものといえば、髭は剃り・髪は短めで整えるのが一般的と言われています。しかし現代においては賛否両論あり「ヒゲを理由に人事評価を下げるのは人権侵害」と訴訟を起こしたという報道は記憶に新しいですね。ヒゲがあっても問題ない企業もあります。ヘアスタイルについては「ツーブロック」なら清涼感があるため見栄えよくOKという場合も。ただ、サイドを刈り上げすぎるとオシャレ感が強くなり、第一印象に影響を及ぼす可能性もあります。相手の会社の雰囲気を事前にチェックして、美容師さんに相談してみてくださいね。

まとめ

見た目に清潔感がなくても仕事が出来る人はもちろんいます。しかし、同じ量・同じクオリティの仕事をこなすことができる2人が面接にきて、どちらを採用するか迷った採用担当者の多くは最終的に”清潔感のある人”を選ぶはずです。普段から気を付けていれば、当日の「あっ忘れてた!」をなくすことができます。自信を持って人前に出れるよう、普段から注意を怠らないようにしましょう。