大学3年秋冬にやっておくと良い事の中には
 
グループディスカッション対策
 
があります。
今回は
 
そもそもグループディスカッションとは?
 
からはじまり
 
グループディスカッションの練習方法
 
までをご紹介いたします。

【この記事の内容】
・そもそもグループディスカッションとは?
・企業がグループディスカッションを行う目的
・グループディスカッションの進め方
・グループディスカッションでよくあるテーマ
・グループディスカッションの役割分担?
・グループディスカッションを成功させるコツ
・グループディスカッションの練習方法

 

そもそもグループディスカッションとは?

あらかじめ企業の担当者が決めたテーマについて、
 
5~7名程度で議論を行い、
 
それを評価する選考方法です。
 
・最後にグループ内の意見をまとめ、
・企業の担当者の前で発表する

 
のが一般的な流れです。
 
 

企業がグループディスカッションを行う目的

企業がグループディスカッションで応募者の何を見たいと思っているか?
ご紹介いたします。
 

応募者の個性が見たい

ディスカッションから応募書類だけでは分からない
応募者の個性を見たいと考えています
 
・グループ内でどのようなポジションで発言するのか
・どのような考えを持っているのか

 
などがチェックされます。
 

リーダーシップがあるか見たい

グループディスカッションで担当した役割から、
 
応募者に
 
リーダーシップがあるかを見ています
 
グループディスカッションでは、まとめ役がいなければ議論はうまくいきません。
 
応募者の中に、リーダーシップを発揮する人材がいるか?
 
チェックしています。
 

論理的に物事を考えられるか見たい

企業は応募者が
 
・一貫して筋のとおった意見を述べられるかどうか
・物事を客観的に把握できるか
・具体的な根拠を示したうえで説明できるか

 
などの「論理的な思考=ロジカルシンキング」
意識しているかチェックしています。
 

他者へ配慮ができるか見たい

グループディスカッションでは、ただ自分の意見だけを主張すれば良いと
いうわけにはいきません。
 
企業は応募者が
 
・場の空気を読み
・他者への配慮ができる人物か

 
また
 
・発言者へ耳を傾ける
・発言が少ない人へ意見を求め

 
など、
相手に配慮した行動ができるかもチェックしています。
 
 

グループディスカッションの進め方

グループディスカッションはどのように進行されるのでしょうか。
ご紹介いたしました。
 

テーマやルール、所要時間の説明

企業の担当者が、
 
・ディスカッションのテーマ、ルール
・所要時間の説明

 
を行います。
自分が取り組むべき内容、注意点を把握しましょう。
 

簡単なあいさつや自己紹介をする

グループに分かれ
 
・あいさつや簡単な自己紹介を行います
・自己紹介は学校名や氏名などを述べます

 
事前に自己紹介を考えておくとスムーズに進みます
 

役割とタイムスケジュールを決める

グループ内で、
 
・進行役(リーダー)
・タイムキーパー
・書記など

 
を決めます。タイムキーパーを中心に、
議論や結論を出すのに必要な時間を大まかに設定しておくことがポイントです。
 

ディスカッションを行う

進行役を中心に
 
テーマに沿ったディスカッションを行います。
 
それぞれの意見を出し合い、結論を導く材料を集めましょう。
 

グループ内の意見をまとめる

グループ内で出し合った意見をまとめます。
 
結論に至った根拠
 
を具体的に示すことが重要です。
 

グループの結論を発表する

発表者(リーダーなど)は、
企業の担当者、社員の前でグループの結論を発表します。
発表後は、
 
企業からフィードバックがある場合もあります
 
受けたフィードバックはメモなどを残しておくと、
今後の選考でも役立ちます。
 
 

グループディスカッションでよくあるテーマ

よくあるテーマ例をご紹介していきます。
 
よくあるテーマを参考に練習してみることをおすすめいたします
 

選択形式

・無人島に持っていくなら「マッチ」か「ナイフ」か?(業界問わず)
・飲食店に大切なのは「味」と「立地条件」?(飲食業界)
・人生で大切なのは「お金」と「友人」?(業界問わず)

 

ワーク形式

・用意した材料を使って、できるだけ高い塔を作成してください(業界問わず)
・自社商品の資料を参考に、新商品を企画してみてください(メーカーなど)
・資料を元に、システムを導入した新しいサービスを考えてください(IT業界)

 

業界や会社

・これから建設するならどんなマンション?(不動産業界)
・自社のサービスを展開する際のキャッチフレーズ?(サービス業界)
・泊まってみたいリゾートホテルは?(ホテル業界)

 

時事

・少子高齢化社会の「問題」と「解決策」(保険業界)
・最近の経済問題について(金融業界)
・自社が地域の活性化に役立つにはどうすればよいか(業界問わず)

 

その他

・自社の支店をつくるなら、どこへ設置するのが最適?(業界問わず)
・弊社の採用で重視するポイントは何?(業界問わず)
・就活生と社会人の違いは何?(業界問わず)

 
 

グループディスカッションの役割分担?

グループディスカッションでの役割決めは、採用担当者の印象を左右する
場合もあります。役割をご紹介いたします。
 

リーダー

議論の進行役を務めます。
 
ディスカッションで最も印象に残りやすい役割といえます
 
制限時間内にチームの意見をまとめるには
 
1人ひとりの意見を聞き議論を進める
 
・コミュニケーション能力
・全員が納得できる答えを導き出す論理的思考力

 
が必要となります。
ただし、独断で意見を決めてしまうと
 
協調性がない
 
と判断されるリスクもあるので注意しましょう。
 

タイムキーパー

時間を守る、管理する人となります。
グループ内の状況を見ながら
 
・意見を出し合う時間を配分したり
・制限時間内に結論を出せるよう管理したりする

 
重要なポジションです。
 

書記

グループ内の発言を記録したり、発表内容を紙にまとめたりします
 
・リーダーに手を挙げる勇気はない
・タイムキーパーはほかの人が担当してしまった

 
などの場合に、書記になる人は多いようです。
書記を担当する場合、
 
メモを取るのに必死になるのは避けてください。
 
ディスカッションで大切なのは、協調性や積極性。
書記は印象に残りにくい傾向があるため、
 
発言者として自分の意見をしっかりと述べることを優先させてください
 

発言者

上記の役割以外の方は、発言者となります。
 
リーダーやタイムキーパーを役割を担当しないとマイナス印象になる
 
と考えず
 
ディスカッションに積極的に参加する姿勢を示すと高評価となります
 
グループの一員として、
 
・意見を出しやすい雰囲気づくりや
・結論を導く建設的な発言

 
を行いましょう。
 
【ご注意】
グループディスカッションで
 
・人の意見を聞かない
・自分勝手に意見を押し通そうとしたりする
・グループの和を乱す

 
などを行いますと、
 
クラッシャー(議論をつぶす人)
 
となりますので、ご注意ください。
グループ内でクラッシャーがいた場合、
 
企業の担当者は
 
他のメンバーが冷静に対処できるかどうかを見ています
 
感情的に否定するのではなく、
 
論理的に「言い聞かせて納得させる」
 
ことでメンバーの印象は上がります。
論理的に対応いたしましょう。
 
 

グループディスカッションを成功させるコツ

ディスカッションを成功させるコツをご紹介いたします。
 

声のトーン、態度、表情に注意する

グループディスカッションでは
 
・落ち着いたトーンでゆっくりと話す
・消極的にならない
・姿勢を正して顔を上げ、明るい表情をする

 
ことで企業の担当者の印象が上がります
意識しましょう
 

やりたい役割ができなくてもあせらない

グループディスカッションでは
 
担当する役割によって
 
採用担当者に与える印象が変わる可能性はありますが
やりたい役割ができなかったといって
評価が下がるわけではありません。
 
・自分が狙っていた役割につけなかった際も、快くゆずり
・発言者としてディスカッションに積極的に参加しましょう

 
そうすることで、
企業の担当者からの印象は良くなります。
 

メンバーを配慮する姿勢・尊重する姿勢を大切にする

物事をスムーズに進めるためには、
 
コミュニケーション能力は不可欠です
 
まだ意見を述べていない人、緊張して発言できなくなっている人がいる際は
 
〇〇さんはどのような意見をお持ちでしょうか
 
と、全員が均等に発言できるような雰囲気を作ってみてください。
また、発言者の意見に反論する場合は、
 
相手の考えを尊重した上で意見を述べるようにする
 
などで、企業の担当者からの印象は良くなります。
 
 

グループディスカッションの練習方法

グループディスカッションの対策のためには
 
練習を繰り返すことが近道です
 
とはいえ、グループで議論するためには、
 
人数をそろえることが必要ですので
 
なかなか練習の機会に恵まれないと思います。
そんな方へ、グループディスカッション対策におすすめの練習方法をご紹介いたします。
 

勉強会やイベントに参加する

就活サイトや就職エージェントなどでは、
 
・グループディスカッションに関する勉強会
・模擬グループディスカッション

 
を実施している場合があります。
イベントに参加することで、
 
実践的な練習
 
を行うことができます。
 

友人や家族とディスカッションの練習をする

仲間や家族に頼んで
ディスカッションの練習をしてみるのも一つの手です
 
グループディスカッションは、
 
・メンバーが違えば
・導き出す答えが変わることがあります

 
・反対の意見が出てくれば、
・それをどのように全員が納得できる結論にするか

 
を考える練習になります。
また、
 
自分の話し方や態度
 
を客観視してもらえる良い機会になります。
 
細かい点をフィードバックしてもらいましょう。
 

ニュースを見る

時事問題に関するテーマに対応するために
 
Webサイトなどのニュースをチェックする
 
など、日ごろから新しい情報に目を向けておきましょう。
 

参考書を読む(1人でできる練習方)

書店に行きますと
 
グループディスカッション対策用の参考書
 
がありますので、購入し勉強することをおすすめいたします。
 

動画を撮影する(1人でできる練習方)

グループディスカッションを想定し、
自分でテーマについて話しながら動画を撮ってみましょう。
 
・リーダー
・発言者

 
の2役を自分でこなし
動画を見返すことで自分を客観視し
 
・話し方や表情や言葉遣い
・態度など

 
をチェックしてみましょう。
 
 
 

まとめ

今回は、
 
グループディスカッション
 
につきまして、ご紹介いたしました。
グループディスカッションは
 
ぶっつけ本番でこなせるものではなく
 
対策、練習
 
が必要なものとなりますので
大学3年秋冬に間に練習しておき、慣れるようにしていきましょう。
 
 
 
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