大学3年生の方は来年3月には、就活解禁となります。
私は
・大企業に向いているのだろうか?
・中小企業に向いているのだろうか?
と、悩んでおられる方もおられるかもしれません。
今回は「中小企業に向いている方の特徴」向いていない方の特徴をご紹介いたします。
頭の中で就職先は「大企業? VS 中小企業?」になっておられる方は、参考にしてみてください。
・そもそも中小企業とは?
・日本の中小企業の数、割合はどれくらい?
・中小企業に向いている方の特徴
・中小企業に向いていない方の特徴
・中小企業に向いていない人は大企業に就職すべきなのだろうか?
そもそも中小企業とは?
中小企業とは「中小企業基本法」で定められた範囲に入る企業となります。
製造業その他
資本金3億円以下、従業員数300人以下
卸売業
資本金1億円以下、従業員数100人以下
小売業
資本金5,000万円以下、従業員数50人以下
サービス業
資本金5,000万円以下、従業員数100人以下
こちらに当てはまる企業が「中小企業」と呼ばれます。
「製造業その他」で考えますと
・資本金2.9億円
・従業員数298名
でも「中小企業」と呼ばれることになります。
「それなりに大きな企業」と思えます、
皆さまはどう思われますでしょうか?
日本の中小企業の数、割合はどれくらい?
日本の中小企業の数は約357.8万社と言われています。
割合で考えますと日本の企業の99.7%が中小企業となります。
中小企業の中には
資本金2.9億円、従業員数298名程の規模が大きな企業
も含まれますので、
大企業への就職を考えておられる方も中堅以上の中小企業
につきましては、チェックしておく必要があると思います。
中小企業に向いている方の特徴
それでは、中小企業に向いている方の特徴をご紹介していきます。
■ 幅広い業務に取り組みたい方
大企業では、仕事が細かく分業されている傾向にありますが、
中小企業では、1人で幅広い業務を担当する傾向にあります。
例えば
・人事と総務を兼務する
・商品企画から開発までを担当する
など、担当範囲が広くなりますので
幅広いスキルを身に付けたい
と言う気持ちを持っておられる方は、中小企業に向いていると言えます。
■ 早くから出世したい方
大企業では従業員数が多く、優秀な人材が多い中で出世していかないと
いけませんので、
・年数を重ねて、より多くの経験を積み
・高い能力を身につけて行った方
が出世していきますので、若くからの出世はかなり難しいですが、
中小企業の場合、従業員数が少ないため、出世争いはそこまで激しくありません。
実力があれば、若い方でも出世が可能
ですので、
早く出世したい方
は中小企業に向いていると言えます。
■ 新しい事業への挑戦が好きな方
大企業の場合、業務が細分化されており、
決められた範囲の仕事をルール通りにこなしていくことが多く
新しい事業に挑戦するためには、裁量権を得たり、役職に就く必要があり
若いうちから、新しい事業に挑戦できる機会はあまりありません
中小企業の場合、
・社員1人1人の裁量権が大きく
・経営陣との距離が近い
ですので、
個々の意見やアイデアを受け入れてもらいやすく
若いうちから新しい事業に取り組む事ができる可能性が高いですので
新しい事業への挑戦が好きな方
は中小企業に向いていると言えます。
■ 転勤したくない方
大企業は支店や工場の数が多いため、転勤も多くなりやすい傾向にあります
3年ごとに引っ越しを伴う転勤が発生する
などを避けたい場合には、中小企業に入社する事をおすすめいたします。
■ 将来的に起業や独立を考えている方
中小企業では、若いうちから責任ある仕事を任されることも多いため、
・比較的早く仕事の全体像を掴み
・幅広いスキルを身に付けられ
・経営側との距離が近く、経営側の視点や考え方も吸収しやすい
と言う特徴がありますので
・中小企業でビジネスモデルを習得し
・起業や独立時の参考にする
ことができます。
将来、起業や独立を考えている方には
中小企業をおすすめいたします。
■ 副業を積極的に行いたい方
大企業で副業が可能な企業となりますと22%となり、
副業を行いたい方には不利となります
副業を積極的に行いたい方には、中小企業をおすすめいたします。
中小企業に向いていない方の特徴
それでは、次に中小企業に向いていない方の特徴をご紹介していきます。
■ 1つの仕事を極めたい方
中小企業では、仕事が細分化されておらず
1人で幅広い業務を行う傾向がありますので
特定の仕事にこだわりがある方
1つの仕事を淡々とこなしたい方
にとっては不利となりますので、大企業を選択することを
おすすめいたします。
■ ゆっくり出世したい方
中小企業では、若いうちから仕事の裁量権を持ちやすく、
早くから出世できる可能性が高くなりますが、
向上心や積極性が低い人には、それがプレッシャーとなり
早期退職などにつながりますので
・仕事の範囲がきちんと決まっており、指示通りにこなしていきたい
・出世は遅くても平和に仕事ができれば幸せ
な場合には、大企業への入社をおすすめいたします。
■ 少人数の集団が苦手な方
中小企業では人数が少なく社員同士の関わりが密になりやすく、
「村社会」に近い環境が構築されていくのですが、
・アットホームな雰囲気が好きではない
・狭い環境の中で、毎日同じ人と顔を合わせるのは窮屈
な場合には、大企業への入社をおすすめいたします。
■ とにかく安定志向な方
やはり大企業と比べると中小企業は安定性が低くなります
・景気の変動
・顧客の変化
などで、企業の業績が落ちた場合には、
ボーナスがカットされたりすることもあります
「大企業=絶対安定」とは言い切れませんが、
安定を求める方には、
大企業への入社をおすすめいたします。
中小企業に向いていない人は大企業に就職すべきなのだろうか?
就活は、自分に合った企業を探す旅でもありますので
中小企業に向いていないと感じる場合には、
大企業を積極的に狙うことをおすすめいたします
ただし、
・大企業への入社は高倍率になりやすく
・最初から大企業だけに絞るのは危険です
自分の適性と合うと感じられる
中小企業(中堅企業)などを探して、応募することをおすすめいたします。
まとめ
今回は、
「中小企業に向いている方の特徴」向いていない方の特徴を
ご紹介いたします。
・大企業には大企業の良い部分
・中小企業には中小企業の良い部分
がございます。
自分の好みと照らし合わせて、良い選択ができればと願っております。
ただ、大企業ばかりを狙うと
なかなか就活が終了しないという、リスクもありますので、
自分の適性と合うと感じられる
中小企業(中堅企業)も応募してみてください。
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