これから就活を始めていくと、様々な企業に出会います。
残業や休日出勤が多いブラック企業では働きたくないですよね。
応募前に「見分け方」を知っておき、良い就活を行ってください。
 
※今回ご紹介する内容はあくまで参考情報となります。
当てはまっていても必ずブラック企業というわけではございません。

 
それでは、ご紹介していきます。
 

【この記事の内容】
・ブラック企業とは?
・ブラック企業の特徴
・就職四季報からブラック企業を見分ける
・口コミサイトから見分ける
・選考プロセスから見分ける
・雇用条件から見分ける

 

ブラック企業とは?

そもそもブラック企業とは、どのような企業なのでしょうか?

厚生労働省が挙げている例

厚生労働省が挙げている例では、以下となります。
 
・労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
・賃金不払い残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
・このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

 
このような状況下で働くのは、つらいですよね・・・
 
 

ブラック企業の特徴

業務の説明をせずに「感動」「成長」をウリにしている

企業説明会で具体的な職務を説明せずに、
 
・若い内から挑戦できる環境です
・様々なチャレンジができる職場です
・圧倒的な成長と感動が当社にはあります

 
など「挑戦」「成長」「感動」という抽象的な説明しかしない
企業があります。
 
具体的な職務内容を教えてください
 
と質問してみると
 
飛び込み営業
 
である場合があります。
入社後「過酷な労働」となりますので注意が必要です。
 

若手が活躍できることをアピールしすぎている

求人広告、求人サイトで
 
・入社3年で部長に、若手に仕事を任せる社風です
・年功序列がなく、頑張り次第ですぐに年収1000万円も可能です

 
などをアピールしている場合
 
・すぐに人が辞めるてしまうので、ベテラン社員がいない
・ベテラン社員がいないので、入社した方へのサポートがない

 
などの可能性があります。
入社後「すぐに仕事を辞めたくなる環境」となりますので注意が必要です。
 

初任給が高給であることをアピールしすぎている

求人広告、求人サイトで
 
・弊社の初任給は高額です
・頑張り次第で年収1000万円もすぐに可能です

 
など、高給をアピールしている企業の場合
よくよく調べてみると
 
・成果連動給(ノルマをこなした場合の給与額)
・一定の残業(みなし残業代)を含めた給与額

 
である可能性があります
 
初任給が高額な企業には、それなりのからくりがあると
考えておきましょう。
 
※大卒の一般的な初任給(給与額)は22万程度とされています
 
入社後「過酷なノルマ、長時間労働」がまっているかも
しれませんので注意が必要です。
 
それでは、どのような方法で見分けていくか、ご紹介いたします。
 
 

就職四季報からブラック企業を見分ける

就職四季報(書籍)には、
 
・新卒3年後離職率
・従業員数
・平均勤続年数
・有給取得年平均日数
・平均年収
・初任給
・残業時間
・残業代

 
などの企業情報が多く載っており、
就職四季報から「ブラック企業の見分け」をすることが可能です。
 
ブラック企業の傾向は以下です
 

3年以内離職率が高い

平均的な3年以内離職率は30%程度です
これよりも遥かに高い場合には注意が必要です。
 
入ってもすぐに辞めてしまう環境
 
である可能性があります。
 

新入社員を採用しすぎている

一般的な企業は、社員数に対して、採用人数が5%~10%程度です
20%を上回っている企業の場合は
 
・社員が入ってもすぐやめてしまう傾向
・すぐにやめてしまうので大量採用している傾向

 
である可能性があります。
 

平均勤続年数が短い

平均勤続年数が、同業他社に比べて非常に低い場合
 
・会社に人が定着しない
・定着できない環境

 
である可能性があります。
 
あなたが応募しようとしている企業に、
該当する傾向がないか?チェックしてみてください。
 
 

口コミサイトから見分ける

社会人が使う転職用口コミサイトでは
実際にその企業で働いていた人たちの口コミが見れます
 
・厳しいノルマがある
・ノルマ達成ができないと激しく叱責される
・ノルマが達成できないと、最低賃金レベルの給与になる

 
応募予定の企業に、そのような書き込みがある場合には
応募をひかえましょう。
 
 

選考プロセスから見分ける

応募~内定後までのプロセスの中での
ブラック企業の見分け方をご紹介いたします。

感動的で豪華な説明会を行う

さほど大きくない企業なのに、会社説明会を
 
・豪華なホテルや会場を借りて行っている
・感動的なビデオを見せる

 
これは、ブラック企業が
 
雇用条件や業務内容で企業をアピールできないため
 
感動的な雰囲気を出し学生をとりこもうとする
手法ですので、このような企業への応募は避けましょう。
 

内定後の拘束が厳しい

内定後にすぐに
 
・長期間研修があったり
・内定後インターンシップに強制的に参加を求められる

 
そのような場合には、その企業とは、距離をおくようにしましょう。
 
内定後の拘束は他の企業に逃げられないようにする意図がある可能性が高いためです。
 

すぐに内定が出る

すぐに内定が出る企業には注意が必要です
 
初回の面接に社長が出てきて、その場で内定を出す
 
これは「とにかく早く学生を確保しておきたい」という
意図がある可能性が高いですので、距離をおくようにしましょう。
 
 

雇用条件から見分ける

雇用契約を結ぶ際の雇用契約書、雇用条件から、ブラック企業を容易に見分けられる場合があります。

残業代、労働時間と給与

雇用条件に下記がある企業への入社は避けてください。
 
・みなし残業制度(固定残業代制度)
一定時間残業しているとみなして、固定の残業代を支給する
 
・裁量労働制
残業時間、出勤日数などが労働者に任せられている
 
ブラック企業は、このような雇用条件を利用し
 
・みなし残業制度
基本給20万円(見込み残業20時間込み)なのに、
残業20時間分の給料を支給さず、安い給料で長時間の勤務をさせる

 
・裁量労働制の中で、大量の仕事を渡し、長時間の勤務をさせる
 
可能性があるのです。
 

試用期間が長い

試用期間は1~3ヶ月が普通です、
下記の試用期間を提示された場合は入社を控えてください
 
・入社半年間トライアル雇用(契約社員や準社員含む)
・試用期間が1年間
・紹介予定派遣(実際には派遣社員として別の企業に派遣される)

 
このように「この期間の間は自由にクビを切ることができる非正規雇用」
行い、労働者を短期的に働かせ使い捨てる可能性があります。
 
 
 

まとめ

今回は
 
・ブラック企業の特徴
・「ブラック企業かもしれない企業」の見分け方

 
をご紹介してきました。
見分け方がわかっていれば
 
応募前に「ブラック企業かもしれない企業」を知る事も可能ですし
 
選考途中に
 
この企業は確実に怪しい
 
と気づく事もできると思います。
 
今回ご紹介した、見分け方で調べてた際に2~3該当する
項目がある場合には応募するのを控えましょう
 
また、会社説明会で該当する項目がある場合には、
面接を辞退しましょう。
 
内定が決まってしまった場合には、
大学のキャリアセンターに急いで相談しましょう。
 
できれば応募前に早目に見極め、応募しない
安心できる就活が行える事を願っております。
 
 
 
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