今回は「就活で有利に働くことがある資格」をご紹介いたします。
業種や企業によっては資格保有者が優遇される場合もあります。
 
まずは「資格を勉強する前のコツ」をご紹介いたします。
 

【この記事の内容】
・自分の興味が向くことが大切
・なぜ、興味が向くことが大切なのだろうか？
・資質があるということは
・就活に有利かもしれない資格

 

自分の興味が向くことが大切

まずは、今回ご紹介する資格について
書店で参考書、問題集を見てみる
ことをおすすめいたします。
 
その中で、
・この資格の勉強ならば、ゲームのようにハマる
・何時間勉強しても苦にならない
 
そのような「興味が向く」資格を勉強していくことをおすすめいたします。
 
 

なぜ、興味が向くことが大切なのだろうか？

興味が向く、何時間勉強しても苦にならないという事は、
・その人に向いている
・その資格への「資質」がある
ということになります。
 
 

資質があるということは

例えば「TOEIC」に興味が向く場合には、
海外の取引先や顧客とやり取りする職業
に向いているかもしれない。
 
例えば「宅地建物取引士」に興味が向く場合には、
不動産業界の職業
などに向いているかもしれない。
 
という可能性があります。
 
「興味が向く資格を探す」ということは「自分が向いているかもしれない職業探し」にもなるわけです。
 
この時点で就活に大切な「自己分析」を行っていることになりますので、
就活の時期に「自分の向いている職業は何なのだろう」と自己分析する方に比べ、有利と言えます。
 
また、興味が向く資格を取得することで、
自分が向いている仕事に就きやすくなる
と言う事になります。
 
 

就活に有利かもしれない資格

それでは、就活に有利かもしれない資格をご紹介していきます。
 

■ TOEIC（800点以上）

TOEICで高得点を獲得していることで「英語力があること」を示すことができます。
 
外資系企業などでは、TOEICの高得点が必須。
企業によっては必要とするところも多く、持っている価値が非常に高いと言えます。
 
勉強時間：TOEICスコアを100点伸ばすのに200～300時間
合格率：約17.4%（800点以上を取っての合格）
 
 

■ 宅地建物取引士（宅建）

宅地建物取引士は、不動産業界の企業を受ける際に有利です。
また、
中小企業診断士は、コンサル業界の企業を受ける際に有利です。
 
勉強時間：300時間～500時間
合格率：約15％～18％
 
 

■ 簿記2級

簿記の基本は「企業の決算書を作れるようになること」と言えます。
決算書とは、企業の売上から資産、負債など経営に直結する数字を扱うものです。
 
要するに簿記を学ぶことで、企業を「お金」の面から分析することができるようになります。
 
※簿記につきましては、
資格自体を売りにするというより、簿記の資格取得を通して得た「知識」が就活に活きてくると考えてください。
 
勉強時間：250時間～350時間
合格率：約40～50％
 
 

■ MOS

今や事務職だけでなく、どんな職種においても必要な、
Word、Excel、Powerpointのスキルを証明する資格です。
 
MOSの資格を持っていることで、マイクロソフトのオフィス製品操作が問題なくできることの証明になります。
 
※MOSにつきましては、他の資格とダブルで取得するなどで、就活の役に立つと思います。
 
勉強時間：約1～2ヶ月（1日2～3時間程度の勉強）
合格率：約80％
 
 

■ ITパスポート試験

パソコンの操作に関する知識ではなく、
情報システム、ネットワーク、データベースなど「ITの基礎知識」が体系的に身につく資格です。
 
また、
・情報セキュリティ、情報モラルに関する知識
・企業コンプライアンス、法令遵守に貢献する知識
・経営戦略、財務など、経営全般に関する基礎知識
も、身につきます。
 
勉強時間：約3ヶ月（1日2時間程度の勉強）
合格率：約56.2%（大学生受験者）
 
 

■ ファイナンシャルプランナー（FP）2級以上

ライフプラン、保険、年金、税金、資産運用、相続など
幅広いお金に関する知識が身につきます。
 
保険会社、金融機関などお金に関する内容を扱う仕事に役立ちます。
 
勉強時間：150～300時間
合格率：50％（学科）60％（実技）
 
 

■ 秘書検定2級

・ビジネスマナー、ビジネス文書
・敬語の使い方や電話対応
・名刺整理や書類のファイリング機能
・接客対応、マナー
 
などに関しての知識が身につきます
 
勉強時間：150～300時間
合格率：50％（学科）60％（実技）
 
 

■ 日経TEST（700点）

経済知力がどの程度備わっているかを測る試験で、
経済や金融、産業の動きから消費、技術、国際情勢まで、
幅広い経済への理解度が身につきます。
 
勉強時間：約3週間（1日2時間程度の勉強）
合格率：合否判定なし
 
 

■ 社会保険労務士

社会保険労務士は、人事系資格の中でもトップの資格です。
取得できれば、人事・労務ポジションの就活ではかなり有利です。
 
資格の内容としては、労働や保険に関する問題解決に必要なスキルを証明するものです。
就活までの時間に余裕がある方は目指してみても良いと思います。
 
勉強時間：500～600時間
（半年～1年単位での対策期間が必要：通信・予備校を利用する人も多い）
合格率：6.4％
 
 

就職に有利な資格【独占業務資格】

一般的な資格よりも取得難易度は高くなりますが「独占業務」の資格は就職に有利です。
専門分野に就職したいと考えている人は取得しておくことをおすすめいたします。
 
・行政書士、司法書士、ボイラー技士、不動産鑑定士、公認会計士、税理士、通関士、管理業務主任者
 
 

まとめ

今回は「就活で有利に働くことがある資格」をご紹介いたします。
 
あなたの「興味が向く」資格を取得して、
就活にご活用していただけば幸いです。
 
ご紹介した以外にも
「あなたが目指したい職業につながる」資格がある場合には
取得しておけば、就活の際に、大きなPR材料となります。
 
取得しておく事をおすすめいたします。
 
 
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