企業の採用選考で利用されている適性検査「SPI」
 
就活を進めていくと、一度は受ける可能性が高い適性検査(テスト)となります。
 
今回は、
そもそも「SPI」ってなんだろう?から、はじまり、
「SPI」の受検対策までをご紹介していきます。
 

【この記事の内容】
・そもそも「SPI」ってなんだろう?
・なぜ企業は「SPI(適性検査)」を行うのだろうか?
・「SPI」の受検内容
・「SPI」の受検方法
・「SPI」の受検対策は必要なのだろうか?
・「SPI」の効率の良い勉強方法
・言語分野(国語)の勉強法
・非言語分野(数学や理科)の勉強法
・言語分野、非言語分野、共通の勉強法
・「SPI」性格検査について

 

そもそも「SPI」ってなんだろう?

「SPI」とは、
 
・応募者の知的能力
・応募者の性格

 
を測定する「適性検査」です。
 
※リクルートマネジメントソリューションズ様が開発した適性検査です。
2020年には、87.8%の企業が実施しています。
 
 

なぜ企業は「SPI(適性検査)」を行うのだろうか?

「SPI」を実施することによって、
 
企業は面接だけでは見えにくい
 
・応募者の知的能力
・応募者の性格

 
を「データで」知ることができます。
応募者のことをデータも使い、深く知ることで、
 
・入社後どのような仕事に向いているのだろうか?
・入社後どのような部署だとなじみやすいだろうか?

 
などを適切に判断できればと思い「SPI(適性検査)」を実施しています。
 
 

「SPI」の受検内容

SPIの受検内容は「性格検査」と「能力検査」の2つとなります。

性格検査

性格検査では、
・どのような人なのか?
・どのような仕事や部署に向いていそうか?

などの、その人らしさや、人となりを把握します。
 

能力検査

能力検査では、
・言語分野(国語)
・非言語分野(数学や理科)

のテストを行い、企業が求める能力の水準を満たしているかどうか判断していきます。
 
※何点が合格点なのかは企業が独自に決めますので、応募者側は把握できません。
 

能力検査の制限時間

言語分野(国語)
30分で40問回答する必要があります。
 
非言語分野(数学や理科)
40分で30問回答する必要があります。
 
言語分野・非言語分野共に、短い時間で多くの回答をするスピードなことが特徴です。
 
 

「SPI」の受検方法

SPIは企業によって受検方法が異なります。
主に4種類となっています。
 
テストセンター
SPI専用のテスト会場で受ける方法です。
 
Webテスティング
自宅や学校などのパソコンから受検する方法です。
 
ペーパーテスティング
パソコンを使用せずにマークシートで受検する方法です。
応募先の企業が会場と日時を決め、それに沿って受検します。
 
インハウスCBT
応募先の企業に足を運び、企業のパソコンで受検する方法です。
※企業説明会などの後に実施する場合が多いですので、
説明会の予約時に、適性検査の有無を確認しておきましょう。
 
 

「SPI」の受検対策は必要なのだろうか?

ほとんど対策をせずに挑んでしまい、苦戦するかたが多いようですので、
能力検査に関しては、
 
参考書や問題集を繰り返し解く
 
などの「受検対策は必要」だと思います。
 
※私も一度、能力検査の模擬問題にチャレンジしましたが、
これは、対策しないと無理だと思いました。

 
 

「SPI」の効率の良い勉強方法

問題集を2冊用意して勉強することをおすすめします。
 
・教科書:解説、過去問付きの問題集
・ドリル:本格的な模擬試験ができる問題集

 
と考えてください。
 
「教科書」を使って
 
・出題内容
・問題の特徴

 
を勉強し「問題を解く力」をつけていってください。
 
その上で、
「ドリル」を使い、どんどん問題を解いていきましょう。
 
【ポイント】
ドリルで問題を解く際には
 
・回答がわからないと思った時には、すぐに答えを見る。
・すべての問題を解いていく。

 
これを何度もおこなってください。
 
何度も答えを見てしまう問題が、自分の苦手な問題となりますので、
もう一度「教科書」でよく勉強しなおしてください。
 
苦手がなくなっていきます。
 
 

言語分野(国語)の勉強法

二語の関係・語句の意味・用法などを中心に勉強する

言語分野につきましては、
 
1.二語の関係
2.語句の意味
3.用法

 
に関する問題の出題傾向が高いですので、
1~3を中心に勉強しましょう。
 

長文に慣れる

言語分野では「長文読解」が出題されます。
 
長文を早く読むこと
 
に慣れておきましょう。
 

新聞をよく読むようにしましょう

言語分野では「時事問題」も出題されますので
 
最新のニュースを新聞でよく読んでおきましょう。
 

言葉の意味を調べる習慣をつけておく

言語分野では「言葉の意味」に関する問題も出題されますので
 
普段から分からない単語の意味を調べる習慣をつけておきましょう。
 
 

非言語分野(数学や理科)の勉強法

頻出問題をチェックしておく

非言語分野の問題は、
過去に使用された「計算式やパターン」が多く使用されますので、
 
過去問をどんどんと解いていき
 
計算式やパターン
 
を覚えてしまいましょう。
 
 

言語分野、非言語分野、共通の勉強法

「SPI」は短時間で多くの問題を解いていく力が必要とされますので、
 
ストップウォッチを置いておき。
 
言語分野(国語)
30分で40問回答する。
 
非言語分野(数学や理科)
40分で30問回答する。
 
ことに慣れておきましょう。
 
 

「SPI」性格検査について

性格検査は自分の性格に近しい回答を素直に選びましょう。
 
【ご注意ください】
「急にすごく落ち込むことがある」というように
極端な人格かどうかを試す設問では「いいえ」と回答してください。
 
 

まとめ

今回は、企業の採用選考で利用されている適性検査「SPI」
につきまして、ご紹介してきました。
 
・性格検査につきましては、対策は必要ありませんが、
・能力検査につきましては、事前の勉強が必要です。

 
能力検査についての対策をおこなって、
 
・冬のインターン選考を通過すること
・1社でも多く面接まで進んでいただけることを

 
祈っております。
 
 
【お知らせ】
BUIVERの中には
新卒採用・インターン募集を行っている
企業様も登録されておられます
「企業ページ」→「企業情報」の中に「企業ホームページへのURL」が載っておりますので確認してみてください。
BUIVERのライブ配信と合わせて観ていただけると「どんな人と働くのか」わかりやすいです!!
 

BUIVERを覗いてみて!!

➡アプリダウンロードはこちらから https://apple.co/3vU73ym