社会人の悩みの一つと言えば「睡眠不足」。仕事や趣味、付き合い等で真っ先に削られがちですよね。世界的に見ても、日本人は特に睡眠時間が短いことで知られています。

 

日本は世界位置睡眠時間が短い国

OECD(経済開発協力機構)の調べによると「33カ国中ワースト1位」となっており、一日の平均睡眠時間が男女合わせて7時間22分という結果が出ています。また、睡眠時間が長い国として1位の南アフリカでは9時間13分と、日本とは約2時間の差があることがわかりました。

 

睡眠不足によるリスク

集中力・注意力の低下

睡眠不足が続くと集中力が続かなかったり、パフォーマンスが落ちてしまうといった経験をしたことがある方は少なくないでしょう。また、眠ってはいけない状況にもかかわらず、仕事中や授業中、抗えない眠気に襲われてしまったことはありませんか?身の回りに危険のない状況ならまだしも、運転中に眠くなってしまい注意力が下がった結果、事故を起こしてしまうことがあるかもしれません。

・免疫力の低下

寝不足が続くと風邪をひきやすい」なんとなく意識したことがあるかもしれませんね。研究では、平均睡眠時間が7時間未満の場合、睡眠時間が8時間以上の人と比べて約3倍、また、6時間睡眠では、十分に睡眠を取っている人に比べて4倍以上も風邪の発症率が上がるというデータがあるようです。

・体重増加

意外ですが、睡眠時間が短いと太りやすくなるという研究結果もあります。これは、食欲にまつわるホルモンが睡眠時間によって影響を受けることによるもので、睡眠不足になると空腹感を増幅させてしまうため、食べ過ぎてしまうそう。睡眠不足は、ダイエットの敵でもあるんですね。

他にも様々なリスクがあるようですが、それはまた今度調べてみましょう。

 

「睡眠負債」ってご存知ですか?

意識しない程度に、毎日わずかずつ積み重なる睡眠不足のことだそうです。少しの睡眠不足が借金のように蓄積していくため、気付いた時には多くの「負債」が心身の不調となってのしかかります。

人によって丁度良い睡眠時間があるかと思いますが、8時間睡眠が理想とテレビ等でよく言われています。しかし、これに医学的根拠はないそうです。成人でも大抵は7~9時間を目安とされており、4時間以下の睡眠時間だと、深刻な疾患のリスクが上がるとされています。普段からあまり睡眠を必要としない人(睡眠時間が短くても、健康上の問題が生じない人)のことを「ショートスリーパー」と呼びますが、こういった人の特徴を持った遺伝子が2019年に発見されたそうです。その遺伝子を持つ確率は0.004%で、10万人中4人という結果です。そのため、皆さんの周りにいる「私は寝なくても大丈夫」と言っている方がいれば、確率から考えると、その人はもしかしたら無理しているだけかも?

 

まとめ

ビジネスマンだけでなく、子育てや家事に追われる主婦(夫)や、ゲームに夢中な子供にも、深刻な睡眠不足が見られます。月曜日、に元気に出勤できているかどうかを基準にして、「睡眠時間が足りていないな」と自分で感じた場合は、迷わず休息をとることが最善です。どんなに寝ても疲れが取れないという場合は、睡眠障害など別の原因があるかも。毎日の体調管理に「睡眠管理」をプラスしてみれば、不調の原因にも気づくことができるかもしれませんね。