効率や合理性を重要視することが多いビジネスの現場。感情や個人の思想は介入せず、論理的に行動するのを良しとする考え方が多くあります。

 

「ビジネスに感情」はなし?

どんなに感情を捨てて論理的に仕事をしていても、根底として人間には感情が備わっていますし、「あの人が嫌い」「この仕事が好き」そんな感情を持って人は動きます。そこで、ビジネスに感情を持ち込むことのメリットとデメリットについて、BUIVER代表の和木さんにインタビューしてみました。

 

良い事

・プレゼンなどでは感情を出した方が相手に伝わる
物事を動かそうと発案するプレゼンでは、受け手の感情をどうやって動かすかを意識して行います。論理的であることはもちろん、「期待」や「欲求」、「共感」等、様々な感情を理解して訴えかけることが大切です。

・たまに「怒」を見せることで、相手の感情をリセットさせる
(なめられないために、ビシッとさせる為に)
もしもAさんが一見とっつきやすいひょうきんな人だったとしたら、同じオフィスで働いている部下だけでなく同僚からも冗談で冷やかされたりする姿、想像できますよね。もしかすると、Aさんは「仕事だから」とうまく自分の印象をコントロールしているかもしれません。そんな人がいつもと違う雰囲気で話すようなことがあれば、周囲も緊張感を持つようになるでしょう。

・社員同士が感情を露わにすることで、それぞれの状態を把握することができる
→物事をハッキリいうことで生産性が上がる
例えば、進めているプロジェクトに対してどんな思いを持っているか分かれば、その原因を解決する糸口になります。負の感情を持った状態で力を発揮できる人もいますが、それが周りに及ぼす悪影響も見過ごすことができません。なぜなら、同僚もそれぞれ感情を持っているからです。

・感情が表現できなければ新しいビジネスは生まれない(熱量がないから)
1人で働いている状況でなければ、「自分はあれをやる!」という熱い気持ちがあってこそ、周りを巻き込むことができます。

 

悪い事

・あまりに「怒」の感情を出し過ぎるとパワハラになってしまう
何かにつけてガミガミいう上司や、すぐにイライラする同僚。感情に任せてしまえば、全体のモチベーションやパフォーマンスを下げてしまう可能性もあります。

・あくまでビジネス内での感情であるのに対して、プライベートの時の感情を持ち込めば仕事に集中できない

・感情表現が苦手な社員に対しての接し方などから、社風に合わなかったり、早期退職に繋がりやすい

和木さんはイライラの感情を数日経っても引っ張ってしまう事が少なくないそうで、それをヒトカラで大声を出して発散しているそうです。また、好きな音楽を大音量できいたり、イライラした出来事をメモして、解決したらゴミ箱に入れていくようです。

 

まとめ

アンガーマネジメントなどの感情コントロール術については、ネット上で沢山の方法が検索できます。自分がどんな働き方をしているか、一度客観的に確認してみることが大切ですね。