身だしなみと同じくらい、その人の印象を左右するのが「言葉遣い」。なんとなく意味は通じるけれど違和感を覚えるその言葉、実は間違っているのかも。そこで、ビジネスシーンで間違いやすい言葉を5つピックアップしてみました。

 

1.「~したいと思います」

【言い換え】~いたします
そのままでは「思っている」だけ。
実行する予定のものは、「いたします」と言い切るようにしましょう。
面接やプレゼンの際に指摘されることがあるので注意!

 

2.「よろしかったでしょうか」

【言い換え】よろしいでしょうか(よろしいですか)
基本的に、過去の事ではないのに過去形を用いるのは不適切と言えます。
飲食店等で「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」と確認されたことはありませんか?よく使われる表現ですが、上記のように考えると違和感を覚えます。
相手の都合を確認する際によく聞く「お時間よろしかったでしょうか」も、「お時間いただいてもよろしいですか」が正しい言い方です。
 事前に聞いたことを確認する場合には正しいことも!
過去に指示された物事に対して確認する場合は「以前お話した件ですが、~でよろしかったでしょうか」のように、過去形を使用してもおかしくなりません。

 

3.御社、貴社・弊社、当社

「御社」「貴社」は、どちらも相手側の会社を意味する尊敬語の表現です。
【御社】主に話し言葉として用いられる
【貴社】帰社や記者等、聞き違いを避ける意味合いで書き言葉として用いられる

「弊社」「当社」は、どちらも自分の会社を意味する言葉です。
【弊社】自社の事を謙る(へりくだる)、社外向けの表現
【当社】謙譲語ではないため、主に自社内や謙る必要のない場で使用

 

4.「~になります」

よくある間違った使い方:「会議室は2階になります」「この商品は100円になります」
すでにあるものに対して、「~になる」という変化の表現は不適切と言えます。この場合、「会議室は2階です」「この商品は100円です」と丁寧語に言い換えるのが正しい使い方です。

 

5.「お名前を頂戴できますか?」

「頂戴する」は「受け取る」の謙譲語ですが、名前は名刺やお茶のように「もらう」ものではないため、正しいとは言えません。「お名前をお聞かせいただけますか」「お名前をうかがってもよろしいですか」等へ言い換えるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?間違っているとはわかっていても、癖ってなかなか抜けませんよね。
今回挙げた5つ以外にも、よく使うけれど「実はおかしな敬語」は沢山あります。まだあまり使ったことがないという準備期間の方も、正しい言葉を繰り返し記憶し事前に備えておけば、周りと差をつけられるかもしれません。言葉は時代によって移り変わるものですが、いつでもアップデートできる柔軟さを持って対応したいですね。